《古物市場データ》ブランドオークションZERO、リピート7割で新人でも馴染める

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《古物市場データ》ブランドオークションZERO、リピート7割で新人でも馴染める

2017年09月22日

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古物市場データ
ブランドオークションZERO

会 場 横浜市港北区新横浜2-7-19
開催日 毎週水曜日
時 間 10:30〜終了まで
タイプ ブランド平場市

活気ある市場の様子活気ある市場の様子

ブランドオークションZERO(神奈川県横浜市)は、平場のブランド市場では出来高・参加者数ともに規模の大きい市場だ。1回の出来高が3000万~3500万円で、ブランドバッグ・腕時計・ジュエリーを1回に2000~2500点集めている。

参加者は1回に100人前後集まる。

「近年は会員の定着が安定し、リピート率も7割ほど」(山﨑和伸代表)。その大きな要因は市場の雰囲気にある。新規の参加者には好印象を持ってもらえるよう、活気のある雰囲気をつくっている。また、競師(同市場ではオークショニアを「競師」と呼ぶ)がまだ商品を買えていない参加者を把握し、同じ値段で並んだ際にはまだ何も買えていない人を優先的に落札してもらうことがある。

1回に約100人が集まりにぎわっている1回に約100人が集まりにぎわっている

近年ブランド品の新品の売れ行きが良くない中、同市場は毎週ブランドオークションを開催できるほどの物量を確保している。

「落札相場の安定が、参加数・出品点数の維持につながっている」と山﨑代表は語る。

腕時計の出品を強化

同市場は腕時計の出品が増えている。ブランドバッグ中心の競りは終日行うが、16時からは会場を二手に分けて腕時計のみの競りを、バッグの競りと同時に進行していく。腕時計の競りには、売り手として中古ブランド大手が参加していることから近年出品が増加。腕時計の取扱いを始めた当初は1回に10~20点だった出品が、現在は200~250点まで伸びている。

競りに流れていくルイ・ヴィトンのバッグなど競りに流れていくルイ・ヴィトンのバッグなど

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423号(2017/09/10発行)15面

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