トランク、NTTドコモと業務提携
2017年09月27日
売買できる宅配収納サービス
宅配収納サービスを展開するトランク(東京都新宿区)が9月7日、NTTドコモと業務提携すると発表した。
トランクの松崎早人代表(左)とNTTドコモライフサポートビジネス
推進部ファミリーコミュニケーション事業担当部長大杉俊明氏(右)
トランクでは商材によって、最適な温度や環境で保管できるようにしている
第一弾として、ドコモが運営する暮らしのサービス「dリビング」内の新メニューとして追加する。両社は、「シェアリング」を起点に今後もサービスを共同企画していくと言う。
トランクは専用ボックスに使っていない物を詰めて送ると、最適な管理法で保管してくれるサービス。1点1点のアイテムの写真撮影を同社が行い、管理や出し入れはアプリ上で可能なのが特徴だ。ユーザー間で売買もできる。保管料は1箱あたり月額500円。
トランクは、アプリで完了する手軽さが特徴。モノを預けられるだけでなく、
取り出しや売買もできる。30〜50代女性がメインユーザー
今回dリビングユーザーは、1箱無料で利用できると言う。開始から数週間だが、「想定以上に好調。年内に数万箱を目指したい」(松崎早人代表)
ハウスクリーニングや家事サポートなど日常に関する幅広いサービスを提供するdリビングに、「収納」のニーズがあったことから今回の提携に繋がったと言う。
今後もトランクは、様々な事業者やサービスと協業し、サービスを拡大させていく方針。
年内には九州大手の鉄道会社西日本鉄道と協業し、持ち主が見つからなかった拾得物を保管、販売する仕組みを発表すると言う。
424号(2017/09/25発行)3面