ベネフィット・ワン、社内の人とモノ等をマッチ
2017年09月28日
「ワーカーズマーケット」リリース
パソナグループのベネフィット・ワン(東京都新宿区)は7月、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の利用企業・団体会員428万人向けに、モノ・スキルのマッチングアプリ「ワーカーズマーケット」をリリースした。
アプリ上で提供されている商品
モノやスキルを提供する側は価格を自由に設定し、情報を投稿する。受取る側との交渉は、個人間でアプリ上のメッセージ機能を使ってやり取りし、受渡しをする日時や場所を決めることができる。
昨今ネットで個人間売買や貸し借りが進む中、同社が重要視するのが安心と信頼。同アプリの特徴は、投稿情報を「自身が所属する団体・企業」または、「ベネフィット・ステーション会員」のカテゴリから検索できる点にある。
やり取りする相手が同じ社内の人という場合があるため、信頼してモノの受渡しができ、社内のコミュニケーション活性にも繋がる。
今回の取組みは、ベネフィット・ステーションの新規会員獲得を狙い、サービス拡充の一環として提供。利用料や手数料は無料。アプリに決済システムはなく、会員間で直接代金の受渡しをする。
現在は常時約1700点が出品され、約8割がモノ。約2割がスキルや情報で「着物の着付け(3000円)」や「食事会にお薦めのお店教えます(0円)」などユニークな内容も提供されている。
「アプリの目標ダウンロード数は2018年3月末までに50万DL」(田中祐樹 サービス開発部 部長代理 兼 ビジネスクリエーショングループ長 兼 グルメグループ長)。
ベネフィット・ワン サービス開発部 田中祐樹部長代理
424号(2017/09/25発行)4面