年に2回、不要な衣類の処分に困る
学校や職場など一般的な「衣替え」は6月1日、10月1日に行われる。シニア世代は、どんなタイミングで年に何回くらい「衣替え」するのか。50代~80代の男女725人にインターネットでリサーチした。調査を行ったのはシニアコム(東京都港区)。
50歳以上の男女が衣替えを「する」割合は88・1%。年代別で最も多いのは60代男女となり、50代男女、70代女性は衣替えをしない傾向が強い結果となった。「衣替え」は1年に「2回」が6割。衣替えをするタイミングは「季節によって」が77・6%。「衣替え」で困ったことは「不要な衣類の処分をしたいがなかなか服が捨てられない」が52・9%と全体の半分以上を占めた。衣替えを機に衣類の断捨離をしたいが、なかなか実現しないという悩みがうかがえる。
不要になった衣類の処分方法は、「ごみとして処分」が75・2%と最も多いが、次いで「市や自治会等のリサイクルに出す」34・5%、「リサイクルショップやフリマなどで売る」21・8%と続いている。
衣類のリサイクルを考えて処分するシニアは増加する傾向にある。また今後もリサイクルを選択する人が増えていくと考えられる。
〈調査概要〉
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年5月2日〜5月8日
有効回答者数:725名
回答者の属性:50代91名、60代404名、70代202名、80代以上28名
男女内訳:男性452名、女性273名
424号(2017/09/25発行)14面