JRRC、「遺品3Rディレクター」創設
2017年12月28日
資格取得セミナーを初開催
関連法等学ぶ
日本リユース・リサイクル回収事業者組合(JRRC:東京都港区)は、遺品整理の認定資格である「遺品3Rディレクター」を創設。その資格取得セミナーの第一回目が12月14日、唐子市民活動センター(埼玉県東松山市)にて行われた。
40名を超える参加者が集まった
セミナーでは独自のテキストを使用。基礎編、実務編、法令編の3部を中心に構成。実務編では行政に提出する書類の書き方などを、法令編では憲法、民法から消費者契約法、古物営業法等まで関連法を幅広く取り上げる。
知識と技術を備えた事業者の認定資格を設けることで、今後需要が高まる遺品整理や生前整理における利用者の安心を担保したい考えだ。
来年の3月まで全国15ヵ所にて同セミナーを開催。既に170人以上の申し込みがあると言う。「その後は法改正などに合わせてフォローアップの研修を設けていくつもりです」(岩瀬勝一代表理事)。
セミナーの冒頭ではJRRCの岩瀬勝一代表理事と、IRIEPの小杉隆理事長の挨拶があった。小杉隆理事長は、足立区等自治体におけるゴミ屋敷の例を挙げ、不用品回収業者の専門技術の必要性を話した。
今回のセミナーは正会員のみの募集で、参加費は2017年4月1日以降の正会員は3万円。201
日本リユース・リサイクル回収事業者組合 岩瀬勝一代表理事
430号(2017/12/25発行)5面