ミスター・オークション、初競り出来高1.1億円
2018年02月14日
バッグ中心に2600点
東京・丸の内で発足した、出品・落札手数料0%のブランド平場市「ミスター・オークション」が1月19日に初競りを開催し、1・1億円の出来高を上げた。
(上)壇上中央で挨拶をする上野哲也代表(下)競りの様子。参加者が手を挙げ、声を上げている
運営は新品・中古ブランド品の卸を行うプレジオ(東京都新宿区)。初競りにはリユース業者や質業者、海外バイヤーなど100名が参加した。
商品は2600点集まり、ブランドバッグが9割以上で、その他に時計、ジュエリーと続いた。
ブランドバッグの中心落札価格は6万円程だった。
「ヴィトンの出品が多かった。またシャネルのヴィンテージショルダーも参加者の目を惹かせていたと思います。未使用品も多く、売り手・買い手両方にとって、相応の価格で取引できたと思います」(上野哲也代表)。
初競りは午前10時半から始まり午後10時に終了した。一部、自社で用意した商品が競りに出せずに終わってしまうほど賑わいを見せたと言う。
「初回としては予想より多くの企業様に参加していただけたと思います。今後も、市場参加が初めての方にも居心地の良い市場として提供していきたいです」(上野代表)。
433号(2018/02/10発行)3面