トリアイナ カメラ古物市発足 初競り目標3000万円
2018年03月20日
トリアイナ カメラ古物市発足 初競り目標3000万円
出張買取サービスを展開するトリアイナ(東京都豊島区)が、カメラの古物市場「ヴィンテージ・カメラ・オークション」を発足する。東久留米市の自社ビル内を会場とし、4月13日に初競りを予定。ダイヤコーポレーションと協力して運営していく。
同社は出張買取を強みに、個人宅からカメラ、切手、ダイヤ、お酒など月8000件の買取依頼を受けている。
売却は古物市場での業者間取引やネットオークションが主流だったが、「ネットオークションの売り先にも業者が多いため、手数料のかからない自社市場を発足するに至った」(中山晴稔社長)と立ち上げの理由を語る。
▲トリアイナ 中山晴稔社長
今後は楽器などのカメラ以外の商材に特化した競りも、1回の市場の中で時間別に設けていきたい考えだ。
初競りではニコン、コンタックスなどのカメラ・レンズなどを自社在庫から1500点出品予定で、ゆくゆくは参加企業からの出品も受け付ける。目標の出来高は3000万円。また大会形式で、前日に下見が可能。当日は10時から競り始める。
手数料は売り買いともに5%(内税方式)。参加費は3000円(食事付き)。
「近頃はネット販売に力を入れる所も多いが、それで売るにもマンパワーが必要で大変。それ以外の商品の出口として、当市場をぜひ役立ててほしい」(中山社長)。
第435号(2018/03/10発行)6面