老若男女、SNSを見る事が当たり前になりつつある昨今。SNSを活用し、運営しているお店を取材した。
「いいね」で粗品プレゼント
赤枠・赤い矢印が「いいね」を確認できる箇所
アンティークモール銀座(東京都中央区)では、Facebookを利用。店内でお客にお店の情報を拡散してもらうよう依頼し、実施してくれれば粗品をプレゼントしている。
仕組みは店内でFacebookを開いてもらい、ページに「いいね」を付け、店の記事を掲載してもらうと、粗品をプレゼントするというもの。粗品は、日本手ぬぐいや風呂敷など。
この取り組みは、Facebookページの〝いいね〟獲得や、お客個人の投稿を通して、沢山の人にお店を知って貰う事が目的。やり方は、店内でお客にFacebookを開いてもらい、「ページに〝いいね〟をつけてほしい」とお願いする。〝いいね〟に加え、個人の投稿にお店の記事掲載を依頼する。お客の投稿が確認できた所で、粗品をプレゼントする仕組みだ。
「いいね」で渡しているプレゼント
粗品として日本手ぬぐいや風呂敷を選んだ理由は、日本の伝統的な製品をもっと知って貰いたいと考えたから。同店は銀座にある為、団体の外国人観光客が来店する。その為、粗品は日本のお土産として喜ばれている。
同店はFacebookに広告費用は一切かけていない。無料で情報を発信でき、幅広い層にも人気がある点が選んだポイントだ。
同店では、投稿を担当する人はローテーションでまわしているが、Facebookの記事の写真枚数は、3枚以上と決めている。
カメラは、Canon一眼レフを使用。
今後は、中国人観光客をターゲットにSNSを展開するという。中国版のLINE〝ウィーチャット〟のページを作成する予定だという。中国人をターゲットに絞った理由は、銀座によく訪れる事、大量に購入する傾向がある為だと小林廣久氏は話す。
アンティークモール銀座 小林廣久氏
ソーシャルワーキングネットサービス、ニュースサイト等に見られるコミュニケーション機能。特定のコンテンツを「楽しい」「支持したい」と個人の意思表示ができる。
ボタンをクリックした後は、Facebookの場合友人のページに登場する仕組み。
435号(2018/03/10発行)15面