《EC新ツール WazzUp!》LINE自動配信で売上200万増も
2018年06月01日
LINE自動配信で売上200万増も
EC新着をユーザー別に提案
ECの新着商品をライン上で自動配信するツール「ワズアップ!」が注目を集めている。毎月200万円の売上をワズアップ!で達成する会社も。3月にはコメ兵も利用を開始し、導入社数が20アカウントを超えた。
運営するのは通販コンサルのファナティック(東京都渋谷区)。通販のマーケティングについてコストやツールなどの相談を受けたことがサービス開始のきっかけとなったと言う。
ユーザー毎に商品レコメンド
ユーザーには利用開始時に商品カテゴリやブランド名などを登録してもらう。そして、ECに新着情報をアップすると、ワズアップ!が自動でユーザーの興味に合った商品を抽出し、ラインのメッセージでレコメンドする。
メールマガジンと違い自動配信、且つユーザーごとに条件に合う商品を抽出する為、「追加作業が発生しない上、One to Oneの提案型の配信が出来る」(野田大介代表)点が特徴。
また、コミュニケーションインフラとなっているラインの開封率は60%以上で、メルマガの3倍以上と推測されると言う。「これまで主流だったメルマガと違い配信内容に悩むことなく、時間や人件費のコストも削減できる」(野田代表)。
▲友達登録後、好きな商品カテゴリやブランド名を入力させる
▲入力データを元に、パーソナライズされた新着商品のレコメンドが届くようになる
ローコストで効果的な宣伝を
「ライン@」のアカウントの月額利用料は3万円程度と言う。
また、ワズアップ!のサービス自体は月額5万円のプランから用意。「宣伝に予算を割けないEC事業者にこそ導入して欲しい。宣伝費用の適正化に繋がると思う」(野田代表)。
ワズアップ!導入で売上200万円増加を達成する会社もあると言う。
年内50アカウントでの利用を目指すと言う。
野田代表は「届いたらすぐ開くラインのスピード感は、1点物を扱うリユース事業者に適していると思う」とリユース業界でのワズアップ!の可能性を話した。
▲野田大介代表
第440号(2018/05/25発行)10面