《1問1答》リサイクル着物の下町おもしろ工芸館が、講習会で着物ニーズつくる
2018年06月04日
《1問1答》講習会で着物ニーズつくる
下町おもしろ工芸館(東京都中央区)
代表 小西充
Q創業はいつ?
「平成6年。」
Qなぜ、着物リユース業を始めた?
「元々着物問屋に勤めていた。着物の人気が下火になる中、『リサイクル着物』のアイディアを聞き、始めてみようと思った。」
Q始めた頃の様子は?
「想像以上のヒットで、今の3倍以上の売上げはあった。大手紙でも取り上げられたことがある。」
Q近況は?
「リサイクル着物を扱う店が各所に出来、お客が分散している感がある。」
Qその中で差別化する為の取り組みは?
「着付けや組紐の講習会などを月に数回行っている。定員は1回につき5名ほど。」
Q反響は?
「2ヵ月先まで埋まる講座もある。20代から40代女性が中心。着付けの講座からリサイクル着物の購入に繋げたい。」
Q今後の見通しは?
「急に上向くことは考えづらいが、若い女性の間で新しく『仲間と一緒に着物を着てどこかに出かける』といったニーズが生まれていると感じる。」
第440号(2018/05/25発行)15面