パーテーションを扱うネゴシエーターが、コンセントの買い取りを始める
2018年06月16日
ネゴシエーター
コンセント買取 オフィス移転時に
オフィスで使うパーテーションの買取・販売・施工を行うネゴシエーター(埼玉県川口市)が、新たにコンセント(電気タップ・OAタップ)の買い取りを始める。
申請中の電気工事業の許認可が下りる8月頃から本格始動の見込み。
通常、オフィスのコンセントは移転工事後に業者が雑線として処分している。
しかし一部の業者はリサイクル業者に販売し利益を得ていると言う。
「当たり前に行われているが、廃棄料を利用者から取っておきながら、雑線を販売してリサイクル料を稼ぐというのはおかしな話」と岸信所長は話す。
▲大阪営業所 岸信所長
同社は再利用可能なコンセントの買い取りに乗り出す。
通電確認などメンテナンス後にネットで販売。
単価は低いが、オフィスの数だけコンセントがありニーズは大きいと判断した。
併せて電気工事の事業部を設置する。
これまで外注で行っていたパーテーションの配線工事を同社で一括して請け負う体制を作る。
3月から大阪営業所の所長としてジョインした岸信氏は東証一部上場企業で工場長などを務めた経歴を持つ。
そのノウハウを同社に還元する。
工事費とコンセントの販売で、初年度は単月200万円の売上げを目指す。
第441号(2018/06/10発行)5面