オークション会社のビギンが、海外バイヤー向けにブランド品の展示即売会を開催
2018年06月16日
ビギン
ブランド品の展示即売会
海外バイヤー向けに
東京・銀座で海外バイヤー向けに時計・宝石・ブランドバッグの古物市「ビギンオークション」を月2回開催するビギン(東京都中央区)は、6月23日に、同市場の不落札品を販売する「ブランド品展示即売会」を海外バイヤーに向けて開催する予定だ。
3月に発足した同市場は現在、1回の開催で出来高3000万円を上げる。
商品点数は計1000~1500点だが、「海外バイヤーは慎重に吟味し、本当に欲しい商品のみ落札する傾向にある」(オークショニア島多康之氏)ことから、うち35%程が不落札品となっている。
その商品を売り手業者から預かった同社が展示即売会で販売する。
展示即売会では、ビギンオークションの中心落札価格と同じく、中心販売単価は3万~5万円(固定価格)を予定。
競りあがりはない。
また同社は、普段開催する同市場に参加できずにいた海外バイヤーを集客していく狙いもある。
▲3月に開催したビギンオークション
ビギンオークションは1回に、買い手には中国系バイヤー中心に20弱の企業が参加。
売り手には国内のリユース業者が20~30社が参加している。
商品全体の約3分の1をビギンの自社在庫が占めている。
手数料は売り・買いともに5%(内税方式)。
第441号(2018/06/10発行)5面