リサイクル通信 全国ダーツの旅
~徳島県 編~
ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー
解体寸前の空き商店 実は古道具の宝の山
「すんでのところで、貴重な古道具が大量に捨てられるところでした」。そう述懐するのは、こゆめや古道具(徳島市北沖洲)の小野敦史代表。
数年前、常連客から「知人が放置していた実家と蔵を解体することになった。中の物は全て捨てると言っているけど、見てもらえませんか」と依頼された。実家は醤油の醸造元だったが廃業し、何十年も放置されていた。しかし、相続した娘も50代になり、思い切って処分することにしたと言う。
他県から訪れるファンも多い
現地に行って見ると、大きな家と蔵は風雨に晒されボロボロだった。だが中に入ってみると、そこは「お宝の山」だった。家具、骨董、美術品など、素晴らしいものばかりだったのだ。
388号(2016/03/25発行)19面