家具家電のレンタル・サブスク事業を手掛けるクラス(東京都目黒区)は、中古取り扱いを強化している。貸し出す家具家電の仕入れには新古品や型落ち品を取り入れ、サブスクから戻ってきた商品は再生し、再循環させる。今回その現場を視察した。
仕入れの2〜3割は中古
返品・箱潰れ品を活用
約2300坪の船橋倉庫で出番を待つサブスク家電
同社は2018年から家具等のサブスク「CLAS」を展開。現在は関東・関西エリアでサービスを提供している。約30カテゴリを揃え、ベッド、ソファ、椅子などの家電と、洗濯機、冷蔵庫などが主力。家具家電の取り扱い比率は半々。「生活必需品だけど、大きくて買うのを躊躇するような商品が人気」(バイヤー 蛭田彩花氏)という。
同社の仕入れは新品中心だが、箱潰れ品や返却品といった状態のよい中古品も仕入れる。現在は月の仕入れの2〜3割が新古品、もしくは中古品が占める。新品に比べ安価に仕入れが可能になる。
第601号(2025/02/10発行)13面