写真整理協会、写真整理アドバイザーの資格登録数400名突破
2019年01月20日
▲写真整理協会のHP
資格登録数400名突破
アルバム写真のデータ化支援
自宅に眠るアルバムのデジタルデータ化を支援する、写真整理アドバイザーの登録者数が400名を超えた。
生前整理などを提案する入り口の一つとして活用するリユース事業者もいるという。資格を認定するのは写真整理協会(東京都中央区)。写真整理アドバイザーとは、画像・映像化することができる全てのものについて、所有者に合った適切な整理方法を提案・実施することができる資格と定義されている。
画像・映像化することができるものには、写真だけでなく作文や絵、はがきなども含まれる。アルバム写真を、スキャナーを用いてデータ化し、クラウドやデータ媒体などを活用する保管方法を提案する、といったことが活動の一例だ。平均的なアルバム一冊のデジタル化で約5000円。案件によっては100万円を超えることもあるという。今や写真はアナログからデジタルまで様々な形で大量に保管されており、多くの人がどこから整理するべきか頭を悩ませているという。
浅川純子ゼネラルマネージャーは、「写真整理アドバイザーを増やし、地域に窓口を設置することで、気軽にアドバイザー に相談できる境を作りたい」と話す。アドバイザーの資格取得には数時間の研修受講と、筆記による認定試験の合格が必要となる。費用は初級が1万3000円。
第455号(2019/1/10発行)17面