宝石鑑定士の資格持つ勉強家~交友録(87)質セキネ 関根俊治氏~

第87回　交友録
質セキネ 関根俊治氏の交友録

質セキネ(東京関根産業) (東京都豊島区) ●関根俊治氏 (41)		吉川質店(吉川商事) (東京都港区) ●吉川元浩氏(41)

宝石鑑定士の資格持つ勉強家
巨人ファンで長野選手の応援も

吉川元浩さんは東京質屋協同組合青年部の第19代幹事長を務めました。業界に入った時期、青年部入部も私と同時期ですぐに親しくなり、夜中まで飲み歩いたことが何度もありました。学年的にも一つ違いですし、二人とも宝石卸会社に勤務していた経歴も同じで、話が合ったのも大きかったと思います。ウーロン杯とカラオケをこよなく愛する吉川さんですが、しらふの彼はすごく真面目で、物事を突き詰めて考えるタイプの人。面倒見が良く何事もきちんとやるので、彼から20代目の幹事長を引き継いだ私は何もやる事がないほど楽でした。

吉川質店は港区・青山にある創業200年余の老舗で、10代目当主の彼はお坊ちゃん育ちなのですが、仕事熱心で勉強家です。GIA(米国宝石学会)ジャパンのGIA.GG(グラジュエイト・ジェモロジスト)宝石鑑定士やブランド品鑑定士の資格を持っていて、宝石やブランドに関する知識が豊富です。私は仕事上でトラブルがあったときも吉川さんを頼りにし、相談しています。

プライベートでは二人とも巨人ファンで、年に何回かは東京ドームで観戦しています。特に吉川さんは長野久義選手が大好きで、他の仲間とファンクラブをつくって盛り上がっていましたね。その飲み会に本人が来てくれたこともあったそうです。今年広島東洋カープに行ってしまいましたが、情に篤い彼のことだから、きっとこれからも応援するんじゃないでしょうか。

第460号(2019/03/25発行)19面