《全国ダーツの旅☆神奈川県》グッドフォーチュン、大型ダイニング2セット買った普通の戸建に住む夫婦
2019年05月09日
リサイクル通信 全国ダーツの旅
~神奈川県 編~
ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー
店は約7000世帯が住む野庭団地ショッピングセンターにある
大型ダイニング2セット買った普通の戸建に住む夫婦
グッドフォーチュン港南店(神奈川県横浜歯市)は野庭団地のショッピングセンターにある総合リサイクルショップだ。今年に入って堀部陽介店長は6人がけのダイニングテーブルセットを買い取り、約10万円でヤフオク!に出品した。天然木のテーブルは伸張式で、最大10人まで座ることができる。新品なら数十万円する高級品だが、今の時代には大きすぎて買い手が付かないのではと懸念していたところ、意外にもすぐ落札された。
「お客様は群馬県の方でした。宅配便で送ると5~6万円かかるので、3万円で私がお宅までお届けすることになりました」行ってみると、落札者は普通の戸建に住む60歳位の夫婦で、二人暮らしだった。賑やかに人が集まる家という印象は受けなかったが、リビングに設置して、すぐに横浜の店に戻ってきた。驚いたのはその後だ。店に着くとすぐ、群馬のお客から電話があった。ダイニングセットが気に入ったので、同じものをもう一セット欲しいという。
同店では同じセットを2つ買い取り、ヤフオク!に出品していた。「翌日に残りの一セットを届けることになり、ご主人が趣味の部屋として使っている物置に設置しました。どんな物でもどこかに必要としている人がいるのだと、再認識させられた出来事でした」
第462号(2019/04/25発行)19面