JRAA、創立10周年記念パーティーを開催

日本リユース業協会(JRAA・東京都中央区)が創立から10周年を迎えた。記念式典をホテルニューオータニにて4月17日に開催した。JRAA会長を務めるトレジャー・ファクトリーの野坂英吾社長は「PSEや押し買い問題など激しい業界の変化の中で10年協会が続いてきたのは皆様の努力あってのことだ」と会員企業の労をねぎらった。

▲野坂英吾会長が会員の労をねぎらった

JRAAは「リユース業界の透明性の高い健全な発展を通じて、持続可能な循環型社会の形成に貢献する」を理念に2009年に発足した。現在は、トレジャー・ファクトリーやブックオフなど上場企業を中心に会員を集めている。リユースショップ営業に関するスキルを身につけるための「リユースハンドブック」の刊行やリユース検定の運営などを行っている。

講演会には、陸上競技の男子400mハードル日本記録保持者で、現在はシェアオフィスなどを運営する実業家でもある為末大氏を招いた。同氏の講演は、協会会員のコメ兵・山内祐也執行役員と大学時代の先輩後輩という間柄だったことから話が持ち上がったという。

第463号(2019/05/10発行)6面