CSA、POSと決済端末連動 手間軽減しミス防ぐ
2019年05月31日
小売業向け業務支援システムの開発・販売を行うシーエスアーキテクト(以下CSA、千葉県千葉市)は4月17日、同社のPOSシステム「タロスPOS」とクレジット・電子マネー等のキャッシュレス決済端末の連動サービス「タロスPAY」を開始した。
「2020年のオリンピックに向けて政府はキャッシュレス決済の導入を後押ししていますが、様々な決済手段の乱立によりお店側の負担が増え始めています。現場や時流のニーズに合ったシステムを提供することで省人力化できれば」(髙本朋弥営業グループマネージャー)
タロスPAYの利点は主に2点。1つ目は、決済端末に金額の手入力をする手間が省ける事。これまで同POSでキャッシュレス決済を行うにはPOS操作の他、金額を決済端末に手入力する必要があった。タロスPAYであればPOSと決済端末が連動するため、スタッフが誤って間違った金額を決済端末に手入力するといった人的ミスを抑制する。 2つ目は、接客スピードが上がる点。同社によると、タロスPAYのキャッシュレス決済処理時間は約2秒。
今回導入された決済端末はクラウド型決済システムJ-Mupsで、対応する決済方法はクレジット、デビット、銀聯、SuicaやiDといった電子マネー、外貨建てなど。タロスPAYの初期設定費用は3万円で、システム利用料は月額500円〜。
▲クラウド型決済システムJ-Mups 対応する決済方法はクレジットカード、デビットカード等多数
第464号(2019/05/25発行)5面