GoldenCross、中古ジャケット・スーツ取扱い強化 ヤフオク!で月販150万円
2019年06月16日
メンズ古着のネット販売を手掛けるGoldenCross(兵庫県神崎郡)が、中古ジャケットやスーツの取扱いを強化している。2月より販売を始め、主にヤフオク!で月販150万円程を上げている。今後は法人取引を中心に安定した仕入れ環境を整え、年商3000万円を目指す。
同社は約10年前に創業して以降、「グランブルー」の名称でECサイトを展開するなど、レディースも含め古着全般を扱い、平均月販で200万円程度を上げてきた。
近年は、「フリマアプリの成長が著しく、買取競争が激化してきた」(黒川裕貴代表)ことから、スーツやジャケットといった商材に特化し差別化を図っている。
「ビジネスマンの制服的位置付けであるスーツは、一般アパレルと異なり、トレンド等でニーズの極端な低下がない。ビジネスマンにとって必需品であり続けるため、5年、10年後と長く販売し続けられると見ています」(同代表)
現在はアルマーニやグッチ、キートンやイザイア等の欧米ブランドを主に法人取引で仕入れ、ヤフオク!で1点あたり3万〜4万円で販売している。
「ビジネスの戦闘服とも言えるスーツは、社内や取引先での信頼に繋がる。新品ブランド物の定価は中古価格の約10倍と非常に高価だが、リーズナブルな価格で提供できることで日本にもっと活気を!と思っています」(同代表)
第465号(2019/06/10発行)6面