《Sharing Economy》スキルシフト、地方企業をハイスキル人材が救う 経営企画・マーケの専門家参加

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《Sharing Economy》スキルシフト、地方企業をハイスキル人材が救う 経営企画・マーケの専門家参加

2019年06月22日

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都市部のハイスキル人材と地方の中小企業をつなげるサービスが、スキルシフト。
ハイスキル人材は、スキルを活かせる企業の求人に応募できる。
都市部で働き、地方に貢献したいという応募者が多い。

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人材やスキルのシェアサービスの中でも、地方創生に取り組むのはgrooves(東京都港区)が運営するスキルシフトだ。同サービスは都市部に集中するハイスキル人材と、人材確保が難しく経営に苦しむ中小企業をマッチングするプラットフォームだ。登録者数は1400人を超え、地方創生に貢献している。

グロービス2.png▲地方自治体が優秀な副業社員を募集

同サービスにおいて、中小企業は月3万円から求人を掲載することが可能で、ハイスキル人材は自分の持つスキルを活かせる企業へ応募できる。募集している求人内容は、経営企画、マーケティング、採用など。経営者と応募者でマッチングすると、応募先企業へ月に1度の訪問とウェブミーティング、メール、電話でサポートする。

応募者には副業でお金を稼ぎたい、という人よりも、都市部の大企業などに勤め、地方創生や社会貢献の一環としてコミットしたいという人が多いという。人事、工場の生産、マーケティング、経営企画など、会社全体を副業人材で回し、拡販に成功した例もある。

今後は事業規模や求人数を拡大していく考え。現在でも、地方銀行や自治体と提携し、地方で働く人を増やす取り組みをしている。広報マネージャーの狩野実穂氏は、「スキルシェア領域のマーケットはまだまだ成長段階。同じ副業支援や多様な働き方を提案している企業と連携して、まずはマーケット自体を大きくしていきたい」と話す。

シェアエコP - コピー.JPG▲広報マネージャー 狩野 実穂氏

第465号(2019/06/10発行)15面

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