ワールド、埼玉にオフプライスストア 300坪で余剰衣料販売
2019年09月13日
アパレル大手のワールド(兵庫県神戸市)は、動産事業のゴードン・ブラザーズ・ジャパン(GBJ)と合弁会社アンドブリッジを設立し、9月さいたま市にオフプライスストア「アンドブリッジ」1号店をオープンする。
▲アンドブリッジのロゴと店舗イメージ
アパレル業界では余剰在庫の処理が課題となっているなか、同店は余剰在庫を買い取り、定価よりオフプライスで提供する。300坪の店内にはGBJの幅広い商品調達力を活かした様々なテイストのブランドを揃える。また什器やショッピングバッグ等も、リサイクル・リユースを基本として設計。運営面ではワールドのグループ会社が展開する古着店「ラグタグ」のノウハウを活用し、早期のストアオペレーション確立を目指す。
今後は都市近郊へ出店拡大を図るほか、Eコマースへの展開も視野にいれている。国内のオフプライスストアでいえば、ゲオホールディングス子会社のゲオクリアが「ラック・ラッククリアランスマーケット」の屋号で、横浜と大阪・八尾にそれぞれ出店している。
第471号(2019/09/10発行)3面