ザ・ロックアップ、不要ポリスコス食事券と交換

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ザ・ロックアップ、不要ポリスコス食事券と交換

2019年10月30日

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飲食店のザ・ロックアップ(運営:パートナーズダイニング、東京都新宿区)ではハロウィンの仮装などで不要になった警察官の衣装を引き取る施策を10月1日より開始した。11月15日までの期間限定で、東名阪の各店舗にて不要になったポリスコスを2000円分の食事券と交換する。

同店は「監獄」をテーマにした居酒屋で、店員は警察官や囚人に扮している。引取った衣装は店員が再利用する。

きっかけとなったのは、例年注目されるハロウィンのゴミ問題と、店員の衣装の確保だ。通常、店員が利用するポリスコスは市販のもので、「ハロウィンシーズンにならないとLLやSSサイズは手に入りにくい。米国ECサイトから取り寄せると体型が合わない」(PR担当設樂碧里氏)という課題があった。今回の施策で、衣装の廃棄減と再活用を目指す。

警察官に扮する店員警察官に扮する店員

期間中、お客には赤色の袋を配布。袋に衣装を入れ、店に持ち込んだお客には食事券を渡す。原則は帽子や小物類を含めポリスコスであればすべて引き取る予定。

「すぐに捨ててしまう人がいる一方、店舗では店員の入れ替わりごとに衣装を買っている。まずは一着でもリユースできれば」(設樂氏)

第474号(2019/10/25発行)5面

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