Nature Innovation Group、傘のシェアリングサービス「アイカサ」6万ユーザーに迫る
2019年12月12日
傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Group(東京都渋谷区)がこの半年で急伸している。JR東日本(東京都渋谷区)との提携を皮切りに、福岡や横浜にも展開、傘8000本、6万ユーザーに迫る。
「お家スポット」スマホで読み込めば傘の返却手続きができる
アイカサの傘は、70円で24時間、420円で1ヵ月間、全国で傘を借り放題になるサービス。貸し借りの手続きはLINEアプリと、設置されたQRコードで行う。既にJRや京急、西武といった鉄道各社や飲食店、オフィスビルなど600ヵ所に設置している。設置は有償だが、設置場所に集客が見込めることや、傘に広告を掲示できるため拡大を続けている。広告費は1000本で300万円~。掲載期間は1年ないし2年。雨の日であれば様々な場所で宣伝効果を発揮するため、「広告の値段は破格と言っていただいている」(広報加藤香氏)。
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第477号(2019/12/10発行)3面