【速報】ギャラリーレア従業員が2億5200万円を着服
2020年01月28日
ブランド品等の買取販売を行うギャラリーレア(大阪府大阪市)で1月16日に同社従業員による不正行為が判明したと同社の親会社で東証マザーズに上場するアドベンチャーが発表した。
同社の発表によると、ギャラリーレアの従業員が、会社の銀行口座から自分名義の口座に振り込みを行うとともに、その事実を隠蔽するため、架空の現預金の調整等の不正行為を行っていたと言う。従業員の供述によると、不正行為は2016年10月から複数回に渡って行われており、総額は約2億5200万円に及ぶ。
アドベンチャーでは外部専門家2名及び同社の監査役の3名から構成される調査委員会を設置。調査期間は未定としている。
ギャラリーレアは2004年の設立。ブランド品等の買取販売や古物市場の運営なども手掛けており、2018年11月に格安航空チケット販売を手掛ける「スカイチケット」を運営するアドベンチャーに買収された。2019年2月期の売上高は152億円と前年の約2倍近い伸びを示しており注目を集めていた。
第481号(2020/02/10発行)