オフィス用品レンタルのコーユーレンティア、ジャスダックに上場 グループで売上224億円
2020年02月27日
オフィス用品のレンタルのほか、中古品の販売店「リスタ」を国内に4店展開する『コーユーレンティア(東京都港区)』が2月13日、東証ジャスダックに上場してから初めて決算情報を開示した。今月28日には説明会を行う。
リスタ神田店
主軸の事業では、建設現場や企業向けにオフィス用品を貸し出すなどしている。2019年12月期は、首都圏の再開発工事や東京五輪・パラリンピックに向けたテストイベントなどに絡んだ需要に支えられ、レンタル関連で前期比12%増となる152.4億円を売り上げた。またこの期の連結売上では、前期比12.5%増となる224.6億円を上げた。20年3月期の連結売上では前期比4%減の215.7億円を見込んでいる。
同社はリスタを札幌、東京・神田、名古屋、沖縄に構えるほか、ヤフー!ショッピングや楽天市場を通じて、レンタルアップ品の中古販売を行っている。レンタル事業で数多くの同一商品を揃える強みを活かし、企業・個人の両方に訴求している。尚、現在は中古売上に関する個別実績は開示されていない。
上場により調達した資金はレンタル商品の拡充にあてる。
第482号(2020/2/25発行)3面