中古オフィスのJRL、同業向けに搬出支援 リステージ高鉾氏が新社長に
2020年04月26日
中古オフィス家具等の買取販売を行う『JRL(神奈川県藤沢市)』が4月、リユース業者向けに現場での搬出作業を支援するサービスを始めた。同業のリステージの高鉾龍氏が、JRLの全株式を取得し同月1日より同社代表に就いている。
高鉾龍社長
人手が十分でない中小のリユース業者が大規模なオフィス移転に伴う搬出を請け負う際、協力業者に応援を要請するのが通例とされている。だが応援業者には、リユースすることを目的とした一時的解体や、廃棄物と有価物を混載させた変則的な荷積みへの対応などに作業知見が十分でない者もいる。そこをJRLが支援する。またJRLは産業廃棄物収集運搬の許可を持ち、収集運搬にも自社で対応できる。「営業担当が作業現場に張り付いた状態で応援の作業員に指示出ししていたものを、当社がまとめてサポートするイメージ」(同氏)
対象エリアは東京・神奈川の現場から。現在リステージとの間でこの取り組みの効果測定を行っており、今後エリアを拡大していく。
第486号(2020/4/25発行)2面