ほんだらけ、全店で特集コーナー
2014年03月26日
売り方改善し来期6億へ
新古書店「ほんだらけ」を16店舗展開するドリーム(青森県青森市)は、今春から全店で『特集コーナー』づくりに注力する。特定分野の商品を集中的に集めてPR。例えば「鎌倉時代」に関するコミックやDVD、時代小説や雑誌などをまとめ、歴史好きの来店客に訴求する。
これまで知らなかったタイトルを知ってもらい、購入につなげたいと話す。「様々な出版社や出版年の在庫がある古書店の強みを活かした売り方です」(樋口社長)
同社はこれまで買取り重視の方針で、「売りが弱かった。販売面で改善の余地がある」(樋口社長)と分析。縮小する古本市場の中で、提供の仕方を磨き生き残りを図る。
同社の2014年6月期の売上は5億円弱の見込み。来期は6億円を目指す。
340号(2014/03/25発行)2面