読者の声を紹介するこのコーナー
異なる業態の代表の方からコメントをいただきました。
テーマ:今年を振り返って②
5月は顧客のリスク考え、流質作業ゼロで地域貢献
今年、札幌は2月上旬の「さっぽろ雪まつり」が終わったあたりからコロナの感染者が出始め、2月下旬には道独自の「緊急事態宣言」の発令に踏み切りました。コロナ禍で質屋の来店数も前年比7割となっています。
コロナの影響を最初に感じたのは4月で、収入が途絶え、質草を請け出せない人が増え始めました。そこで私は5月中に期限が到来する全ての契約の流質作業を見合わせることにしました。例えば、5月1日に期限を迎える契約なら、6月1日に2ヵ月分をお支払い頂ければ良いことにしたのです。地域貢献の一貫で、お客様の感染リスクを減らしたいと思ったからです。
第502号(2020/12/25発行)19面