ネイバー、ヴィンテージファッションアプリ「ヴィンテージシティ」をリリース
2021年02月16日
LINEの親会社で、韓国のIT大手ネイバーが昨年末、ヴィンテージファッションに特化したアプリ「ヴィンテージシティ」をリリースしていたことが分かった。洋服やバッグなどファッションアイテムを扱うリユース事業者が無料で登録できる。今年夏前には決済機能も搭載される予定で、集客・販売ツールとしても注目を集めそうだ。
決済機能も夏前に搭載
アプリ「ヴィンテージシティ(Vintage City」をリリース
「Vintage City(ヴィンテージシティ)」は、洋服や靴、バッグやアクセサリーなどのヴィンテージファッションを扱う店舗が店舗情報や商品情報を登録できる情報メディアアプリだ。無料で利用できる(古物商登録が必要)ことから、既に個性派の小規模店を中心に50店舗、1600点が登録されている。
サービス提供会社は、LINEの親会社で韓国の大手IT企業としても知られるネイバー社で、約30名体制でアプリの開発を行っていると言う力の入れようだ。日本国内のマーケティング等はリアルコマース(東京都港区) が担っている。「日本のヴィンテージファッションは、国内のみならず韓国や海外からも高い注目を集めている。小規模な事業者が多い中、アプリで可視化することで、魅力を世界に伝えていきたい」(リアルコマース:依田慎吾サービス統括部長)
第505号(2021/2/10発行)1面