ブランド古着をネットで販売するKLD(福岡県糸島市)はnoteを積極的に投稿する広報戦略を取っている。12月にはスタッフ間によるリレー形式で計25本もの記事を執筆。リモートワークを題材に扱うなど話題となった。伊東健太社長に話を訊いた。
従業員7割、フルリモート
イラストを添えるなど読み手に配慮した内容だ
ひと月に25本執筆
KLDは2016年に創業し、古着事業を展開。査定に販売時の価格を予め明記するなど、利用者が「納得感」を得られる買取方法を特徴とする。また現在はリモート化を進めており、全14人のスタッフのうち10名がフルリモートワーク中だという。
12月に「アドベントカレンダー」という企画を実施し有志のメンバーで記事を執筆し合った。ひと月に計25本という過密日程にもかかわらず、目標を達成。内容は「リモートワークが怖かった話」や「リモートにまみれた大学生の理想と現実」など多岐にわたり、業界話に留まらない様々なテーマを発信した。「テーマや文量はほぼ自由。会社として変わったことをやっている自負があったため内容に不安はなかった」(伊東社長)
第506号(2021/2/25発行)13面