コメ兵、消費者向けオークション
2016年08月25日
骨董の茶源と共同開催、ネットとリアル同時に競り
中古ブランド最大手のコメ兵(愛知県名古屋市)が消費者向けのオークション事業に乗り出す。骨董・古美術等の古物市場を運営する茶源(三重県四日市市)と共同で11月から東京・秋葉原で開催する。(関連記事7面)
オークションの名称は「グッディーズ」。宝飾品や時計等のブランド品、美術品や骨董、絵画等を競る。会場は東京・秋葉原UDX。リアルの競りだけでなく、会員制サイトからネットでも参加することができ、同時に競りが進行する。
初競りは11月5、6日(3、4日は下見日)。初回は約400点の出品を予定。想定落札額は50万〜100万円以上と高額品に絞る。コメ兵はブランド品、茶源は美術品や骨董の出品を募る。
両社が消費者向けオークション事業に乗り出す狙いは、富裕層の開拓にある。売り買いの両面で現状では富裕層の開拓が十分でないと判断した。
398号(2016/08/25発行)1面