エコリング、ヤフオク方式の「タイムリミテッドオークション」導入
2021年07月18日
エコリング(兵庫県姫路市)が運営するブランド品を競るネットオークション「エコリングジオークション(以下:エコオク)」では7月から、入札期限日まで競り上がるヤフオク方式の「タイムリミテッドオークション」を導入する。従来の当日競り上がり方式と並行して運用する。
ブランド競りにヤフオク型
出品増加でリアルタイムと並行運用
ヤフオク型のオークションも開始
タイムリミテッドは、毎週火曜日に締切り、前週の木曜日頃から下見及び入札を開始する。初回は自社商品のみでバッグ、時計、ジュエリー等2000~3000点の出品となる見通し。アイテムごとに定められた終了時間5分前に入札があった場合は、5分の延長を繰り返し、最長で21時には締め切る。
エコオクは毎週水曜日にオンラインで開催。10レーンが同時に進行するリアルタイムでの競り上がり方式で行っていた。6月の出来高は30億円を超えた模様。ただ、出品数の増加に伴い競りのレーンを増やして対応してきたが、参加者の負担が大きいと判断。参加者が拘束される時間が限られるヤフオク方式の導入に踏み切った形だ。
第515号(2021/7/10発行)6面