昭和30年代をコンセプトにした改築温泉施設、玉川温泉(埼玉県比企郡)がフリマを主催している。「映えスポット」でのフリマとあって、様々な年齢層から注目を集める。またこのほど古物免許を取得し、ECで昭和レトログッズの販売も開始した。
出店料は500円と格安だ
温泉施設がフリマ主催
昭和レトログッズなど
「昭和30年代は、高齢の方からしたら古き良き時代で、若い方からは真新しく映る。親子三世代で来ても、皆が楽しめる場を目指している」と新井志野支配人は話す。
施設として新たな事業を模索する中で、店のコンセプトにも合致しているとして、フリマと古物業を開始。銭湯や温泉には人の集う場としての歴史があり、それをフリマに活かせると考えた。「他系列店では養殖やチーズケーキの販売を始めるなど、弊社はチャレンジが強み」と同氏は説明する。
第518号(2021/8/25発行)17面