WEGO、古着販売再び強化 オンラインも含め15店舗体制に

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WEGO、古着販売再び強化 オンラインも含め15店舗体制に

2021年11月09日

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全国で約200店舗を展開するアパレルのウィゴー(東京都渋谷区)は9月より古着の取扱いを増やしている。古着販売店を一気に7店舗増やし、オンラインを含め15店舗体制に。ブームの需要に応えつつ、客層拡大も図る。

リニューアル店の1つである原宿竹下通り店リニューアル店の1つである原宿竹下通り店。店頭でも古着ミックスを提案

取扱店2割に拡大へ

同社の祖業は古着だ。現在も東京・下北沢や大阪・アメリカ村など一部では「ウィゴーヴィンテージ」の屋号で古着中心の店舗を運営する。仕入れの大半は海外現地バイヤーが行う。しかし通常店舗では新品が中心で、年商351億のうち中古比率はわずかだった。これを9月のリニューアルに合わせ、都市部の路面店7店舗で扱う古着商品を、全体の20~40%程度へ増やしている。

これは同社の主力顧客である若年層を中心に続いている『古着ブーム』が大きい。個性や自由を表現しつつ、環境配慮を実践できるため、「ここ2年ほど流行となっている」(サスティナブル事業部 舟井和也部長)。

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第523号(2021/11/10発行)1面

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