古着卸の3peace、商業施設での小売展開を加速
2021年11月13日
海外古着輸入と国内で卸売りを行う3peace(スリーピース・神奈川県茅ヶ崎市)が、神奈川・東京を中心に商業施設での小売展開を加速させている。今年に入り10月時点で7店をプラスし、現在、卸倉庫を含め計12店を営む。今期売上高は前年から約3倍となる6億円を見込む。
商業施設への展開加速
新規出店、今年で7例
3peace茅ヶ崎本店ではアウトドアやミリタリーを得意とする
同社は2019年の創業来、世界から古着が寄せられるタイでネットワークを広げてきた。コロナ禍で買い付けが厳しくなった現在、同国にいるピッカー(商品を選ぶ人)を雇い、テレビ電話を用いて日本人好みの古着を教え込んで、同社用にベール(梱包物を圧縮してひとまとめにしたもの)を作成させている。
第523号(2021/11/10発行)3面