ゲットイット、廣田優輝社長インタビュー

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「INTER VIEW」

ゲットイット、廣田優輝社長インタビュー

2021年11月28日

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Inter View

サーバー等のITハードウェアにおける、企業向けサステナブルサービスで成長を遂げているのがゲットイット(東京都中央区)だ。メーカーサポートを終えた製品に対する「第三者保守」や中古機器の買取販売で、2020年度は前年から36%増となる26億円(推定)を売り上げた。廣田優輝社長に話を聞いた。

ITハード機のサステナブル、売上36%成長

1000社のサーバー等を「第三者保守」
コロナ禍、半導体不足・・・資産見直しが契機に

ゲットイット 廣田優輝社長
ゲットイット 廣田 優輝社長

買取は年間12万台国内リユースと輸出も

── 公開されている売上高推移のグラフを見ますと、2021年3月期は26億円程。前年からの成長率は36%と、好調のようです。改めてゲットイットとは、どんな会社ですか。

廣田 当社では根幹に「サステナブルコンピューティング」という考えを掲げており、社会におけるITハードウェアのあり方を、より持続可能なものにしていくことを目指して事業展開しています。そのために中古品の買取り、販売、レンタル、またEOSL(メーカーによるサポート終了)製品の第三者保守などを軸として、企業向けにサービスを提供しています。

売上げの半分程度は物販が占めています。仕入れはリースアップ品を抱えるリース会社や、同業他社、エンドの企業からによるもので、前年度にはサーバーを約3万台、サーバー以外のその他の機器を約9万台買い取りました。物販売上のうち国内向けで約3分の2、北米、アジア、ヨーロッパへの輸出で約3分の1という内訳です。

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第524号(2021/11/25発行)9面

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