ネット広告事業の上場企業、カルタホールディングス傘下のデジクル(東京都渋谷区)が、「デジクル forLINEミニアプリ」をリリースした。リユース企業では、エンタメ専門店「ワンダーグー」「新星堂」を展開するワンダーコーポレーションが導入している。複数の店舗ブランドを利用して獲得したポイントを同アプリで一元化できるなど、メリットがある。
業態ごとのポイントも一元管理
「デジクル for LINEミニアプリ」がリリース。エンタメ専門店「ワンダーグー」「新星堂」を展開するワンダーコーポレーションが導入をスタートした
- 「LINEミニアプリ」とは
- ミニアプリとは、自社独自のアプリ(ネイティブアプリ)を開発することなく、既に多くのユーザーに利用されているアプリの中に自社サービスを展開するもの。LINEミニアプリは昨年始まり、注目を浴びている。
LINE(ライン)上で提供されているウェブアプリケーションの「ラインミニアプリ」。一般的にアプリストアからダウンロードするネイティブアプリと異なるため、ユーザーのスマホの容量を消費せず、アプリの削除もされにくいとされている。
デジクル for LINEミニアプリでは、導入したい事業者の要望を踏まえ、オーダーメイドが可能という。ワンダーコーポレーションでは、「デジタル会員証・ポイントカード機能」と「抽選販売機能」を搭載している。
第524号(2021/11/25発行)10面