テーラーバンク、お直しを中心にアフターサービスをデジタル化
2021年12月13日
ベンチャー企業のテーラーバンク(岐阜県岐阜市)はお直しを中心にしたアフターサービスをデジタル化することで利用者の体型データなどを蓄積できるWEBシステムを企業向けに11月1日より開始した。
お直しサービスをデジタル化
利用者データを蓄積可能に
WEBサービスの画面。リペアなど内容を詳細に記入できる。
店舗からオンライン確認 スムーズな対応で作業効率UP
SDGsの意識や取り組みが広まる中、1次流通のリユース領域への参入が増加傾向にある。アパレルメーカーでは参入方法の一つとしてリペアなど、購入後のアフターサービスが広がっている。
同社はお直しをオンライン化することで、利用者の体型データや数値データをオンライン上で蓄積し、管理することを可能にした。
サービス内容は、お直しメニューに加え、クリーニングや預かりサービスなど。利用したいアフターサービスをオンライン上で選択する。店舗から同社が運営する工場に商品を送り、選択した工程が完了したのちに店舗に返送、もしくは利用者の自宅や指定した場所に直接配送するという流れ。
第525号(2021/12/10発行)7面