RAKUICHI、セル画をNFT化 有楽町マルイで展示販売

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RAKUICHI、セル画をNFT化 有楽町マルイで展示販売

2022年03月02日

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NFT×古物の可能性

NFTマーケットプレイス「RAKUZA」を運営するRAKUICHI(東京都千代田区)は昨年秋、有楽町マルイに「楽座マーケットプレイス・ギャラリーラボTOKYO」を開店した。認知と啓蒙を兼ね、通常時はアニメのセル画数十枚を展示販売し、イベントも行う。認知活動によってNFT発行事業者の増加を目指す。

有楽町マルイ店舗外観イメージ有楽町マルイ店舗外観イメージ

ギャラリーで取り扱う「セル画」とは、アニメ制作時に用いられた透明のシート「セル」に描かれた絵を指す。約30年前まで実際に利用されたが、現在はデジタル化され殆ど使われない。

マルイの店舗では、この「セル画」を展示し、購入希望の場合はアプリから購入する仕組み。ジブリや手塚治虫など知名度の高い作品を中心に扱う。仕入れはリユース企業から買い付けるほか、ネットからも仕入れる。

NFTを引きかえ券に所有権を売買

特徴は、このセル画をスキャンし、その画像データをブロックチェーンに紐付けてNFT化することで、マーケットプレイス上で所有権取引を気軽に行える点にある。

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第530号(2022/2/25発行)17面

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