【読者の声】骨董や美術の売買の中心は香港から韓国へ移転する

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「VOICE」

【読者の声】骨董や美術の売買の中心は香港から韓国へ移転する

2022年03月03日

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VOICE~読者の声~読者の声を紹介するこのコーナー。異なる業態の店長や代表の方からコメントをいただきました。

テーマ:コロナ禍後を予測する

郷美術骨董館を東大の赤門前本店をはじめ12店舗、また、アンティークモールやオークションの企画運営、次世代の芸術家たちを紹介する番組『ブレイク前夜』の制作などの事業を手掛けています。

この1〜2年の最大の変化は、アジアのアート売買の中心が香港から韓国に移りつつあることです。コロナ禍前はアジア中のコレクターが香港に押し寄せていましたが、中国の規制が強まる中、アートへの税制をゆるめている韓国に世界の有名ギャラリーが拠点を移しているのです。昨年11月、草間彌生の作品「南瓜」の絵画が、ソウルのオークションで約5億2640万円で落札されたのは、その象徴と言える出来事でした。

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第530号(2022/2/25発行)23面

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