巨人やヤクルトら、チケット不正転売防止の協力要請
2022年03月23日
巨人やヤクルトらはチケジャムにチケット不正転売防止の協力要請をした
プロ野球の巨人やヤクルト、日本野球機構(NPB)は、警視庁生活安全部、音楽・エンターテインメント業界団体と連名で、チケット売買サイトの「チケジャム」(東京都渋谷区)に対してチケットの不正転売防止に向けた協力を依頼していることがわかった。3月14日に警視庁本部で、チケジャムに協力依頼書が手渡された。
依頼書では次について求めているという。①アカウント作成時の本人確認の更なる強化②不正転売情報や出品停止措置をした出品者情報などの共有③興行主からの出品取り下げ要望があった場合の即応体制や、高額転売の出品に対する監視体制の強化 ④サイト内での「不正転売」に関する警告表示の更なる促進。
両球団やNPB、警視庁、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、コンサートプロモーターズ協会は昨年9月に「チケットの適正な流通に関する協定」を締結していた。今回の協力依頼は、昨年、警視庁がプロ野球観戦チケットの不正転売事件を摘発した際、チケジャムを通じて転売されていたことから行われた。協力依頼は、「チケット流通センター」(運営:ウェイブダッシュ)にも行われている。
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