テーラーバンク、新木場に新たな拠点 コスト削減と技術者確保
2022年06月16日
テーラーバンク(岐阜県岐阜市)が3月15日、東京拠点として新木場に新たな工場を設けた。取引ある企業の店舗間ルートに設けることで2~3割の物流コスト減に繋がっている。また、お直しの専門技術を持つシニア人材の確保がしやすい東京に拠点を持つことで、人員と後進育成を強化する。永井正継社長は「東京に拠点を設けることで、物流コスト改善ができたことはもちろん、商品の提供スピードの改善を見込めたことも大きい」と話す。
新木場工場でのお直し作業の様子
同社サービスはスーツやジャケットを対象にお直しを行うもの。店舗と工場とのやり取りをWEBシステムで一括管理することで、利用者データの蓄積やスムーズなやり取りを可能にしている。導入の初期費用は無料で、お直し商品につき手数料が発生する仕組みでスポットでの活用など導入しやすい。
永井正継社長
第537号(2022/6/10発行)5面