読者の声を紹介するこのコーナー。異なる業態の店長や代表の方からコメントをいただきました。
テーマ:大地震への備え(2)
金庫のレバーを下向きに替え、商品は1.5メートル以上の高さに陳列
高
知市で質店を経営しています。質店はお客様からお預かりしている質草を守り抜き、お返しする使命があります。そこで、時計や貴金属などを入れている金庫のレバーを下向きに替えました。金庫屋さんから他の地域で大地震が起こった時、上から重い物が上向きのレバーに当たって、扉が開いてしまったと聞いたからです。金庫はボルトで固定し、その周りを木の枠で囲んで、何があっても倒れないようにしています。
南海トラフ地震が起きると、高知県には津波がくると言われています。当店のある場所は最大1メートルの津波の想定なので、店の商品は1メートル50センチ以上の高さに置いています。人を守るという点では、どんな地震でも壊れない核シェルターのような、耐震避難ボックスの購入を検討中です。
第544号(2022/9/25発行)23面