Rerise、古着に強い総合リサイクル卸
2022年10月22日
総合リサイクル卸のRerise(兵庫県神戸市)がこのほど創業した。前職の古着卸業で培ったコネクションを活かし、古着卸に特化。また、総合リサイクル卸ではどんな中古品でも引き取れるのが強みだと話す。
前職のコネクション活かして
6月に創業した
藤本祐司社長は前職の古着卸店「メリケンダラー」にて専務取締役として活躍。それまで小売りだったという会社の業態を卸売りに転換し、売上を加入前の約6倍にまで伸ばすことに成功。そしてこの6月に独立を果たした。強みは販路・仕入れ先の豊富さで、古着を扱う個人事業主とも顔を合わせた繋がりがある。また総合リサイクル卸では、業者が処分に困るとされるモニターやプラスチックのたぐいも引き取れるという。「引き取れないのは日本人形くらい。自分が儲かろうとしない精神で関係構築に励んでいたら、自然とツテが広がった」と藤本社長。拠点は神戸だが、岡山・九州・名古屋などへの拡大も近々検討している。
第546号(2022/10/25発行)2面