ネットで中古のスニーカーを購入する際、本物かどうか不安になることはないだろうか。GOATは2015年7月にアメリカで誕生したグローバルプラットフォームだ。GOATとは"Greatest of all time"の略で「史上最高」の意味だ。当初は新品・中古のスニーカー専門サイトだったが、現在はアパレル、アクセサリーも扱っている。GOATを運営するGoat Groupはプレミアムスニーカーを扱うFlight Club、リセールアプリのalias、ハイブランドをリセールするGRAILEDを展開。4つのアプリを合計すると、世界170ヵ国、5,000万人以上が利用している。
アメリカGOAT(ゴート)
機械学習とコンピュータビジョンなどで高精度誇る
2015年7月のリリースから急成長
世界170カ国で5,000万人以上が利用
スニーカーの他にアパレル、アクセサリーも扱っている
最大の特徴は同サイトが「真贋付きの出荷仲介」モデルを確立し、スニーカーの売り手と買い手の両方に保証するサービスを提供していることだ。米ZDNetによるGOATの最高技術責任者(CTO)Andy Shin氏へのインタビューによれば、同社は高度な機械学習とコンピュータビジョン、そして独自に集めたデータと知識を駆使し、高い鑑定精度を誇っている。
第556号(2023/03/25発行)18面