今回は番外編として、タイで日本の中古品を売っているショップを視察してきたので、その様子をお届けします。
第6回 タイ編(番外編)
日本で需要ない商品にお客殺到する姿に感動
厚手のアウター
冬服でも売れる
コンシェルジュ小嶋さんの古着店。お客目線で選びやすい工夫が随所に
日本の古着王でもあるコンシェルジュの小嶋さんの古着店「CHANG PONG TRIBE」のオープンに、一緒に立ち合ってきました。
開放的なお店の入り口には、手に取りやすい形でハンガーラックにおしゃれな古着が並んでいます。その近くには鏡があったり、一点ものは、分かりやすくタグを付けて壁面の高い位置にかけてあったり、お客様目線で服を選びやすい工夫がされていました。
お店の真ん中にあるワゴンには、山積みの服を1キロ500バーツ(約2000円)で量り売り。選んだ服を小脇に抱えながら、さらに服の山を掘り起こすお客さんの姿は楽しそうでした。気になったのは、それタイで必要?と思うような厚手のアウター。冬服が売れるのか?と思っていたら、ダウンジャケットを試着している人がいました。どうやら売れるみたいです。
第558号(2023/04/25発行)16面