NISの質POS、預かり・流質の区別容易に
2015年05月15日
期限過ぎを自動集約
ソフトウェア・アプリ開発などを行うNIS(東京都豊島区)が、質店向けのPOS導入を徐々に広げている。
製品名は「Posible(ポッシブル)」。昔ながらの店では別々に扱いがちだった紙の質屋台帳(顧客データ)と、質預かり品や買取品、流質品のデータをPOS上で一元管理できる。現在関東エリアを中心に20店弱が利用する。
中でも好評を集めるのが、預かり品や流質品の区別だ。
ポッシブルでは、流質期限を過ぎた案件が、自動で「保留」リストに移動される。店側は保留リストを見ながら、「もう少し待つ案件なのかどうか日々判断がしやすい」(曽我主任)。ここで「流質」を選択すれば、商品が販売品在庫リストに登録される。
367号(2015/05/10発行)4面