フリマアプリで越境販売

フリマアプリで買っているのは国内ユーザーだけとは限らない。フリマアプリ各社が越境購買代行サービスと相次ぎ連携。これを通じて海外ユーザーが商品を購入できる仕組みを整えている。

購買代行会社と相次ぎ連携

メルカリは今春
購買代行8社と連携

メルカリは19年に越境購買代行サービスを提供する「バイイー」と、21年に台湾「ビビアン」と提携。これを今年2月から4月にかけて一気に拡大、新たに8社と提携し、海外向け販売を強化。

メルカリの海外利用者数は前年同月比で約2.8倍、取引数は3.2倍に伸びている。

提携先企業の1つ、「FROM JAPAN」では、ユーザーの購入点数が増加。「比較的低単価商品を複数個購入する顧客も増え、連携開始後の平均購入数は約11％増加しています」（ビジネスサクセス部 森川茂部長）。希少な商品や割安な商品が、良い状態で出品されることから、フリマアプリ商品は人気と言う。

第561号(2023/06/10発行)28面