新品アパレルの「WEGO」(ウィゴー、東京都渋谷区)が、古着販売実績を前年から6割伸ばしている。祖業は古着であり、新品と古着をMIXさせた店づくりをしていたが、それを2年前から再強化させていた。海外から調達する古着を増やし、事業者への卸売りも始めた。園田恭輔社長に話を聞いた。
古着を再強化、前年から売上6割増
Z世代が古着で個性を発信
大阪で事業者向け卸も開始
ウィゴー
園田 恭輔社長
23年2月期の古着売上は12.2億
── 1994年に古着店として産声を上げたWEGOですが、現在は新品アパレルをメインとした店舗を展開しています。そんな中、2021年に〝全国一斉古着リニューアル〟と打ち出し、8都市のWEGO旗艦店を古着MIXにリニューアルしました。それから2年弱経ちますが、足元の状況を教えてください。
園田 WEGOは現時点(取材日:7月12日)で、全国のショッピングセンターを中心に166店舗を展開しており、そのうちの20店舗弱で古着も扱っております。
2023年2月期における、リユース(古着)の売上高は12億2000万円ほどで、前の期と比べて60%ほど成長しています。
第564号(2023/07/25発行)13面